私には長年付き合っている悩みがあります。
それは「気力の燃費が悪い」ということです。
「気力の燃費が悪い」とは、私が個人的に使っている言い回しです。
どういうことかと申しますと、私の心を車に、そして気力をガソリンにたとえるならば、短い距離を走るのに沢山のガソリンを消費してしまうということです。
これを心の問題に置き直してみますと、普通の人にとっては少ない量の作業でも、私がやると普通の人よりも多大なる気力を消費し、すぐに疲れて無気力になってしまうということです。
そういった心の特性をもっているがために、私はいわゆる「普通の」人がやっている生活を真似しようとしてもどうしてもすることができず、そして、「どうして自分はこんなにもダメなんだろう」とよく悩んでいました。
そして現在進行形で悩んでいます。
最近たまにビジネス系の動画を観ているのですが、そこでよく動画の投稿主が主張していることの中に「沢山行動せよ」というのがあります。
そしてそれはその通りであると思います。
なぜならば、成果を出すためにはトライ・アンド・エラーを積み重ねてそこから成果を出すための正しい道を模索していく必要があると思うからです。
しかし、私はそれ以前の段階で躓いています。
私は沢山行動したくても、どうしてもすぐに気力が尽きてしまって、沢山行動できないということについて悩んでいます。
そして、どうすれば沢山行動できるようになるのか、どうすればこの気力の燃費が悪い問題を解決できるのかが、私の最も知りたいことなのですが、その答えはまだ見つかっていませんし、そういった動画内にも答えは提示されていません。
しかし、それこそ、その答えを「沢山行動すること」によって見つけていく必要があるのかもしれません。
なので、私のこの燃費の悪い「心」という名のマシンを可能な限り必死に走らせて、見つからないかもしれないけれども探していきたいと思います。
ふと修行でもしようかなと思う
ところで、私のそういった悩みは常に心の中に底流しており、その底流していた悩みが、最近気力切れになって、動けなくなったことによって、顕在化されてきました。
そしてそんなときに、ふと「寺に行って修行でもしてこようかな」と思いました。
本気で行こうと思っているわけではなく、何となくそう思いました。
なぜ、そう思ったかというと、瞑想をすることによって、頭のパフォーマンスが良くなるという話をどこかで聞いたことがあったからかもしれません。
なのでもしかすると、自分の無気力を解決するための糸口を掴めるのではないかと考え、寺に行って修行でもしようかなと思った次第です。
しかし、私はメンタルが弱いので、あまり厳しい修行に耐えられるような気はしないです。
でも、厳しい修行はしないにしても、やってみる価値はあるのではないか?
そんなことを色々と考えていました。
瞑想の効用
イケハヤさんの動画に出会う
そしてそういったことを考えているうちに、たまたまイケハヤさんの「瞑想はいいですよ」っていう内容の動画に出会いました。
その動画では、瞑想の医学的な効用や、瞑想をする上での器具の紹介をしていました。
瞑想をしている間の脳波を測り、瞑想の効果があるのかどうかを見るための器具です。
瞑想をしている間、脳波が下がっていたら瞑想の効果があるようであり、脳波が下がっているかどうかを見るために器具を付けるそうです。
Museという器具であり、少々値が張るのですが、もしもまた、お金に余裕が出来たら買うかもしれません。
とりあえずは今は何も使わずに瞑想してみようかなという気になりました。
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そして先程、脳波が下がっているときは瞑想の効果が表れている状態と書きましたが、どうやらわれわれは、作業をせずに休んでいるときも、頭の中では色々なことを考えており、身体は休んでいても、頭は休んでいないという状態が結構あるそうです。
車で言うならばアイドリング状態というところでしょうか。
そしてそういった状態のときは、脳波は下がっていないようです。
そして、私の場合もそういったことはよくあるのではないかと思わされました。
特に私は、よく頭の中でごちゃごちゃと考えてしまうタイプであると思います。
そして瞑想する状態とは、簡単に言えば一時的に頭のエンジンを切ってアイドリングストップする状態ということらしいです。
そしてその話を聞いたときに、「これはいいな」と思いました。
私の気力がすぐに尽きてしまう原因としては、頭の中でごちゃごちゃと色々なことを考えてしまうという原因もあると思ったからです。
そして、こんな風に定期的にアイドリングストップを掛けていくことによって、私の「気力」という名のガソリンの使用量を節約することが出来るかもしれないと思ったからです。

我流で瞑想してみた結果
というわけで、一度試しに30分間瞑想をしてみました。
瞑想のし方は色々あるのかもしれませんが、私はまだ勉強していないので、よく分かりません。
なので、我流でやりました。
一応、私は昔、少しだけ座禅をした経験もあります。
けれども座禅のし方などもほとんど忘れてしまっており、覚えているのは座禅をするときの脚の組み方ぐらいだったので、その組み方をして、とりあえず我流でやってみました。
そうしたときに思ったのが、「あ、これ、知らず知らずのうちにベッドの上でやっていたことがあったな」ということでした。
どういうことかと申しますと、私はやらなければならないことが沢山あったりして、何から手をつけてよいか分からないときなどの、頭の中がごちゃごちゃとしていて、取りとめがなくなっているときは、とりあえずベッドに横になって、目を閉じて、そしてそのごちゃごちゃとした混乱状態が取れるまでじっとしているということを何度かしたことがあります。
それをしているときと同じ感覚だなと思わされました。
とりあえず30分間座禅をするのであれば、座禅をする前だとか、している間に、しなければならないことが思い付いたとしても、とりあえずは終わるまではじっとしなければなりません。
そうすることによって頭の中の混乱が取り去られるような気がしました。
そして、それをベッドの上で横になってやっていると、心地よくなって途中で寝てしまうこともありますが、座禅という形でやると、途中で寝ないという利点もあります。
まぁ、中には座禅をしている間に寝てしまう人もいるのかもしれませんが。
というわけで、一度30分間座禅をしてみた感想としましては、何か気になることがあったとしても、座禅中は動かずにじっとしていることによって、頭の中の混乱が取れるという感覚がしたということでした。
最後に
これからも作業効率を上げたり、気力切れを何とか遅らせたりするためにも、座禅をしての瞑想を続けていきたいと考えております。
新しいことを始めて、それを習慣化するのは私にとっては少し難しいことなので、気が向いたときだけでも、ね。
そして、座禅(瞑想)を続けて感じたことや、効果があったと思うことや、瞑想の方法などで新しい知識が増えたりしたときは、その追加報告をすることがあるかもしれません。
そういえば、ネットで瞑想の方法を調べたときに、運動しながらする瞑想もあると聞きました。
マラソンをするときにランナーズハイになるっていうやつです。
それを聞いて思い出したのですが、昔イラクで人質になったことのある今井紀明さんが、めちゃくちゃ長い距離(マラソンよりも長かったと思う)を走ると無になれるというようなことを言っていたのを思い出しました。
そんな風に、瞑想に関してまた新しい知識が増えたら、追って報告するかもしれません。
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関連動画
最後に、記事内で言っていたイケハヤさんの動画をご紹介しておきます。