感情を抑えることの効用【作業をしていく上で】

精神

はじめに

こんにちは、妖月です。
最近感情を抑える(消すと言った方がニュアンス的に合ってるかも?)ことって大切だなと感じ始めています。

感情を抑えるというと、あまり良いイメージは沸かないかもしれません。
人によっては「生きてて楽しいの?」って言う人もいるかもしれません。

けれども、これは、何かを達成するために、日々、努力する上では大切なことだと思います。
したがって今回は、感情を抑えることの効用について考察していきたいと思います。

感情を抑えることの効用

先程も書いた通り、感情を抑えるということは、何かを達成するために日々、努力する上では大切なことだと思います。

それは今の私にも当てはまることであると思います。
今の私もブログを運営するに当たり、色々と勉強しているところです。
しかし、まだまだ初心者であるため、上手く行かないことが多いです。
記事も、次から次へと思い浮かぶわけではなく、常に勉強中であります。
また、どういった記事が読まれる記事なのかも勉強しなければなりません。

課題が山積みであり、気持ちが焦ってしまうこともあります。
けれども焦ったところで事態が好転するわけではありません。
むしろ焦ることにより、精神が消耗し、それが作業の進行を妨げてしまうのではないでしょうか。

ここで、アランの言葉を引用してみたいと思います。

この地球上で勝利を収めた動物は、もっとも怒りっぽい動物ではなかった。だから、恐るべき剣士とは、床を踏みならしたり、どこへ行くのか分からないうちに飛び出したりする人物ではない。道が開かれるのを待っていて、突然つばめのように通り抜けてしまう冷静な人物のことである。

アラン(神谷幹夫訳)『幸福論』(岩波文庫、1998年、235頁)

この言葉からも、「焦り」が事態を好転させるわけではないということを伺い知ることができるのではないでしょうか。

そしてそういった「消耗してしまう」という事態を防ぐためにも、日々努力していく上では、感情を抑えて淡々と自分のやるべきことをこなしていくのが望ましいのではないかと思います。
勿論、ブログのように、成長を要求される作業をしていく上では、ただルーティンワークのように思考停止で作業するのではなく、どうすれば成長できるのかを常に試行錯誤しながら作業していく必要があるとは思いますが。

感情とは奴隷のようなものである

ここまで、日々の努力の積み上げをしていく上では感情を抑えるということが大切であるという話をしました。

しかし、人間には感情があるというのもまた事実であると思います。
そして、意識的に感情を抑えてしまったとしても、感情そのものが消えてしまうわけではありません。

抑え付けて消したつもりになっている感情は、無意識に抑圧されてしまっているのです。
そして、抑圧されてしまった感情は、常に意識の上に表出したがっており、それをさらに抑圧すると病に繋がるというような話は心理学ではよく言われているのではないでしょうか。

感情を完全に抑えてしまおうとすると、そういった弊害があるため、先程感情を抑えることの大切さを述べましたが、人には感情があり、そしてそれを完全に抑え付けてしまうことは不可能であり、完全に抑え付けようとすると病に繋がるため、感情はどこかで発散させてあげなければなりません。

つまり、大切なのは感情をコントロールすることなのです。
感情に理性を支配されるのではなく、理性によって、感情をコントロールすることが大切なのです。

今、この本はわけあって手元には無いのですが、M・スコット・ペックは『愛すること・生きること』の中で、感情を奴隷にたとえた話をしていました。

奴隷の反逆を恐れて奴隷の管理を徹底的に厳しくすると、奴隷はその厳しさにいつしか耐えられなくなり、最終的に主人に反逆してしまう。
かといって、奴隷に徹底的に甘い待遇をすると、いつしか主人は奴隷に家を乗っ取られる。
なので、厳しすぎず、甘すぎず、丁度いい塩梅で奴隷の管理をしなければならない。

そういったたとえ話が載っていた記憶があります。
そして感情に関しても、徹底的に抑圧するのではなく、たまには感情の声を聞き、抑えつけられた感情を発散させてやらなければなりません。

抑圧も発散も、常に理性が主人となり、理性を司令塔として行うのが理想であると思います。

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感情を発散させる方法

そこで、では、どうやって感情を発散させるかについてですが、これは私にとっては、そして大部分の人にとっては、おそらく感情を抑えることよりも簡単なことなのではないかと思います。

好きなことをして息抜きをする、休む、嫌なことを話を聞いてくれる人に話したり、日記に書いたりするなど、とにかく自分にとって心をリフレッシュできるようなことをすればよいのではないかと思います。

感情を発散させる方法は、私が紹介するまでもなく、心理的に健康な方ならば、ある程度は心得ているだろうと思います。

ただ一つ、もしも心の中に憎しみの感情が堆積している場合は、一旦それを全て吐き出すように心掛けた方がいいでしょう。
なぜならば、憎しみの感情が堆積していると、憎しみの感情に囚われているがゆえに、それが現実世界で作業をしていく上での足枷になってしまう可能性が高いと考えられるからです。

加藤諦三は憎しみの感情は心にとって毒であるという旨のことを言っていたと思いますし、心の成長を阻害するという旨のことも言っていたように思います。
そしてそれに私も同意します。

抑圧された憎しみの感情とは、過去に起きた問題を心の中で解決せず、放置していたが故に生じた感情なのだと思います。
そしてそれを放置したままにしておくと、現実世界でのパフォーマンスは著しく低下し、いいことはないと思います。

したがって、一度自分は憎しみを溜め込んでいないかどうかを反省し、そしてそれを吐き出してみるのもいいかもしれません。
過去に紹介した憎しみの吐き出し方の記事はこちらになります。

誘惑を振り切るという意味での感情を抑える方法

先程感情を発散させる方法を紹介しましたが、先程書いた通り、これは心理的に健康な人ならば、特に私が紹介するまでもなく心得ているだろうと思います。

そして問題は、感情を抑える方法の方です。
多分、こちらの方が難しいのではないかと思います。

まず、この記事の最初の方に書いた感情を抑えるための方法、つまり結果を焦ったり、結果に一喜一憂しないようになるための方法としては、作業中は心を無にする訓練をする必要があります。
心を無にして作業に集中していれば、おそらくは余計なことは考えずに済むのではないでしょうか。

しかし、そのように集中して作業を出来るようになるまでが大変であると思います。
なぜならば、われわれの周囲には様々な誘惑があり、それらの誘惑を振り切るのには、それなりの訓練がいると思われるからです。

では、どうすればそれらの誘惑を振り切ることができるのでしょうか。

一つの答えとしては、誘惑の無い環境に身を置くことです。
これも月並みな答えですが、家にいると、どうしても様々な娯楽に囲まれているがゆえに、作業に集中できない場合は、図書館やカフェや自習室などの娯楽の無い環境に身を置いて作業するのがいいと思います。

私も受験勉強をしている頃は、そのように初めは外で勉強をするようにしていました。
そして暫く月日が経った後、外で勉強することに慣れてくるにつれて、家でも集中して勉強ができるようになりました。
なので、誘惑を振り切るためには、初めは誘惑のない環境に身を置き、そしてその環境に慣れる必要があると思います。

ところで、私は最近海外旅行に行き、ドミトリーに泊まっていたのですが、海外で、しかもホテルはドミトリーということもあってか、精神が緊張しており、ホテルに居るときは、家に居るときのようにごろごろしながらネットサーフィンや、YouTubeを見たりということをあまりしませんでした。
そういった環境に暫く居ることによって、私はいかに自分が誘惑にどっぷり浸かった環境に居たのかについて思い知らされました。

これからは、この海外旅行をしていたときの、娯楽のあまり無い環境に居たときの感覚を忘れないようにしながら努力していきたいと思った次第でした。

最後に

書いていて、最初に書いた「感情を抑える」ということの意味合いと、最後の方に書いた「感情を抑える」ということの意味合いがずれてきていることに気が付きました。

最初の方に書いた「感情を抑える」ということの意味合いとしては、結果を出すことに焦ったり、結果に一喜一憂していると、精神的に消耗してしまうので、なるべく感情を抑えた方が効率がいいという意味合いのものでした。

そして最後の方に書いた「感情を抑える」ということの意味合いとしては、それ以前に、われわれの周囲には様々な誘惑があるので、それをどうやって振り切るかという問題について述べたものでした。

文章が進んでいくにつれて、少しずつ趣旨がずれてきていますが、結果に一喜一憂しないことも、誘惑を振り切ることも、「感情を抑える」という面では共通していることであり、両方とも大切なことであると思います。

また、誘惑を振り切って集中するということは、心を一時的に無にするための土台であるとも考えられます。

とにかく、結果に向かって真っすぐに進むためには「感情を抑える」という点が重要であると思いますので、これからも、結果に反省し、試行錯誤しながらも、淡々と前に進んでいきたいと考えています。

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